中国紙幣を売る際に気をつけたいこと

中国紙幣に書かれている歴史上の人物

中国紙幣に書かれている歴史上の人物 各国の紙幣には歴史上の人物が描かれている事は決して珍しくありません。
それは中国紙幣も同様で、何種類もの紙幣が発行されていますが、現在流通している物は全て毛沢東が描かれています。
毛沢東は初代の中華人民共和国の首席を務めた人で、中国革命を指導し、さらに勝利を収めている人物です。
したがって、中国国内では中国を独立国家に導いた人として知られています。
歴史において独立に導いたと言う偉大な功績がたたえられ、1999年の第5版紙幣からその顔が中国紙幣に印刷されるようになりました。
現在、中国で流通しているのは紙幣が8種類で硬貨は5種類です。
その全ての中国紙幣の方に毛沢東が描かれている為、両替をした際にその姿を見る事も決して少なくありません。
また現在は毛沢東が単独で使われていますが、それ以前の第4版では満州族、モンゴル族、ウイグル族等少数民族の肖像が多く描かれており、毛沢東は100元のみに描かれていました。

中国紙幣は鑑定士に価値を見極めてもらおう

中国紙幣は鑑定士に価値を見極めてもらおう 中国紙幣の歴史は古く、今までに登場した種類を数え上げればきりがありません。
そのためたまたま自宅の土蔵などに古い中国紙幣が眠っているのを発見したり、相続などで引き継いだとしても、それが本当に価値のあるものかどうかは、素人目にはわかりにくいといえます。
もしも高価なものだった場合には、直射日光が当たる場所や高温多湿の場所などにそのまま置いておくと、すぐに劣化して本来の価値が失われてしまうことがあります。
このような悲劇を避けるためにも、まずは正しい値打ちがわかっていることが必要です。
そこでもしも該当の中国紙幣を見つけた場合には、専門の鑑定士に依頼をして、どの程度の希少性があるものなのかを見極めてもらうのが一番といえます。
買取などのサービスをしている古銭商のなかには、鑑定を無料で引き受けているところもあります。
その方法も店舗への持ち込みや出張鑑定のほか、たとえばスマートフォンで撮影した画像を送信するなどの簡単なしくみを導入しているところもありますので、気軽にトライしてみるのも良策です。